両刃の出刃の修正

もの凄くごっつい両刃の出刃です。包丁というより鉈に近い印象でかなり難儀しました。土佐の手打ち包丁と思われますが、とにかく分厚く歪んでいました。

一度も研ぎに出されていないとのことでしたので、切り刃が丸く平滑でないため小刃付けで簡易的に切れを出した感じです。しかも峰が砥石に当たるほど槌目の黒打ちの部分が大きく凹んでいるのが研ぎをさらに難しくしています。

この切刃をフラットにするためかなり削りました。作業時間はおよそ4時間ちかくかかり大変でした。

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