玉ねぎで目が沁みるのは料理の腕のせいではありません
玉ねぎのみじん切りで目が滲みるのは料理の腕や体質だと思っていませんか?
実は目に滲みるのは料理の上手い下手ではなく、単に切れない包丁を使っているからです。
刃先の丸まった刃物で肉や野菜を切ると繊維や細胞を押し潰してしまうため、養分や脂などが滲み出てしまいます。
その結果、味が落ちてしまったり、玉ねぎの場合は硫化アリルという物質が蒸発して涙が出るのです。
料理人が目が滲みないのは切れる包丁を使っているから。
きちんと研いだ包丁なら目が滲みる苦行から開放され、お料理の味も上がります。