包丁研ぎ事例 13 3月 2021 鋼と地金が分離した包丁 珍しい状態の割込包丁です。 飲食店で従業員が落としたとのことで切先の鋼が折れて無くなっていたのですが、地金が残っていてまるで鋼と地金が剥がれたような感じの三徳包丁を預かりました。 鋼は炭素鋼で地金はステンレスのようでしたが、折れたり欠けたりする場合は両方とも損傷することが普通です。このように色鉛筆の… 続きを読む
包丁研ぎ事例 7 3月 2020 大きく欠けた菜切り包丁を修正 良い鋼を使った菜切包丁ですが、ガッツリと欠けてしまっていました。このような場合でも刃幅は狭くなりますが削って使えるようになります。… 続きを読む
包丁研ぎ事例 6 2月 2020 刃線が湾曲した菜切り包丁 刃元の部分が大きくカーブして刃線が湾曲した菜切り包丁を修正しました。アゴ付近の欠けた部分だけを削って修理するとこんな形になります。これでは刃元で切った野菜などが繋がってしまいます。 鋼材がかなり硬かったので削るのが大変でしたが、お客様には喜んで頂けました。 どういう訳か、研ぎに持ち込まれる菜切包丁の… 続きを読む