最近良く耳にするSDGsという言葉。
日本語で「持続可能な開発目標」と何やら抽象的な標語ですが、国連で決まった2030年までの世界共通の目標とか。
その17の目標の中のひとつ、
リサイクルとかリユースとかをイメージするこの目標は、刃物研ぎの仕事にも通じるものと思いました。
包丁研ぎは台所のシンクに眠っていたサビサビの出刃包丁を復活させ、普通なら捨てて買い替えてしまうような欠けたり歪んだ牛刀を研ぎ上げて使えるようにする仕事。
まさに持続可能なライフスタイルのお手伝いをしています。
今、日本社会は使い捨ての工業製品で溢れています。
長いデフレ経済も要因ですが、手軽で安価なモノを選んで使えなくなったらまた買えばいいという気質が多くの日本人の根底にあるように感じます。
次々と買い換えるのではなく、良い刃物を大切に長く使うことはSDGsなライフスタイルにつながるのではないでしょうか。
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