刃物のまち岐阜県関市にて行われた刃物まつりに行ってみました。
刃物の製造にはあまり大きな設備を必要としないので全国に工房がありますが、関市は新潟燕三条、大阪堺と並ぶ一大産地です。このイベントは一般向けですが一度は見てみたいと思い訪れてみました。
会場周辺は駐車場があまり無いので案桜山をはさんだ市役所周辺に無料駐車場があり送迎バスで会場に入ります。
関市は人口8.5万人ほどで市街地は目立った施設などがなく田園が広がるのどかな町です。刃物まつりはこの町一番のイベントだと思いますが、前日まではその気配が無いくらい静かでした。メインは本町通りの刃物即売ですがテントなどは深夜か当日朝に設置されたようでちょっと驚きました。
海外で人気の日本の刃物ですが来場者は周辺の地域からの人がほとんど。外国人の姿はあまり見かけなかったのは意外でした。まあ、海外からふらっと立ち寄るにはちょっと不便なところではあります。
観光向けの施設としては関鍛冶伝承館があり、日本刀の鍛錬と研ぎの実演が行われていました。刀の研ぎはごらんのような姿勢で行い特殊な技術を要するので包丁などの実用品とはかなり違います。料金も寸単位になっていてかなり高額です。
広場では居合道の方たちが真剣でバサッとやってました。なかなか一発で切るのは難しいようです。
会場周辺は神社やお寺が多く散策が楽しめます。また旅といえばグルメですが関市はうなぎ屋が多く有名だそうです。ちょっと前に成田山で蒲焼を食べたばかりだったので入りませんでしたが、また来ることがあれば食レポしたいと思います。