包丁研ぎ事例 3 3月 2020 錆びたステンレス割込み包丁を研ぎました かなり錆びたスレンレスの包丁を研ぎました。錆びにくいスレンレス包丁がこれほど錆びているのは珍しいです。釣りをする方から譲り受けたそうですが、恐らく海水の付いた魚を捌いてそのままにしていたと思われます。 刃先付近の錆びが鋼の奥まで貫通しており、それを落とす位置まで深く切り刃を削りましたのでソリが大きく… 続きを読む
包丁研ぎ事例 26 2月 2020 刃線の歪みと切先の修正 刃線が大きく歪んだ三徳包丁を修正しました。 手軽で便利なシャープナーは均等に研ぐ事が難しいため、多用するとこのように大きく歪んでしまいます。また、切先を尖らすこともできないため砥石での修正が必要となります。… 続きを読む
包丁研ぎ事例 7 2月 2020 ステンレス包丁の錆び(孔食) ステンレス包丁は錆びないと宣伝されているためか、そう誤解されている人は多いと思います。ですが、錆びにくいことはあっても錆びないということはありません。 写真のようにステンレスの錆びは小さく目立ちにくいのが特徴です。中には肉眼では発見できないほど小さく、ルーペや顕微鏡でないと気づかないものが多いのです… 続きを読む
包丁研ぎ事例 7 2月 2020 切先が摩耗した三徳包丁 切先が丸くなっていた三徳包丁。軽くて女性には使いやすいと思います。刃も研ぎやすかったです。尖った包丁は怖いと思う女性もいますので、少しダルに仕上げました。… 続きを読む
包丁研ぎ事例 7 2月 2020 ツル首の修正 切先の部分が旅客機のコンコルドのようにカーブして刃線が歪んでいるのを「ツル首」と言います。特定の箇所を重点的に研いでしまうと刃線が凹みますが、切先はソリがあり、且つ幅が狭く弱いため力を入れて研ぐとこうなりがちです。ツル首は見栄えだけでなく使いづらいので修正が必要です。… 続きを読む
包丁研ぎ事例 4 2月 2020 ステンレス三徳包丁の研ぎ シャープナーも使い方次第 柄と一体となったステンレス一枚物の三徳包丁をお預かりしました。シャープナーで研がれていましたが手研ぎは初めてとのこと。 シャープナーにも種類がたくさんあり、使い方次第では手軽に切れ味を維持できるので便利ですが、均一に研ぐことが意外と難しくほんのわずかでしたが刃線がカーブして… 続きを読む